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Shu Tanaka's Blog

田中 宗(TANAKA, Shu)の研究活動などをお伝えするブログです。量子アニーリング・統計力学・量子情報・物性科学の研究者です。※なお、発言は私自身の見解であり、所属組織の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

3月16日午後3時〜早稲田大学にてセミナーを開催いたします。

イベント

3月16日午後3時〜早稲田大学にてセミナーを開催いたします。
経路積分量子モンテカルロ法の負符号問題と1次元量子系のトポロジカル秩序の関係」(原田健自氏)

ご興味あります方のご参加をお待ちしております。
またご興味ありそうな方への情報のシェアも、ぜひよろしくお願い致します。

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日時:3月16日午後3時〜
場所:早稲田大学早稲田キャンパス3号館203号室

http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf

 

講演者:原田健自氏(京都大学大学院情報学研究科複雑系科学専攻)
講演題目:経路積分量子モンテカルロ法の負符号問題と1次元量子系のトポロジカル秩序の関係

 

量子モンテカルロ法は量子強相関系を研究するための強力なツールであるが、系によっては経路積分表現に基づく定式化において負の重みが出現し、確率的サンプリングによるモンテカルロ計算の精度が著しく落ちる。
この問題を負符号問題と呼ぶ。講演の前半では、負符号問題がある例をいくつか紹介し、後半では、強相関1次元量子系の一つであるS=1
bilinear-biquadraticハイゼンベルグモデルとそのSO(N)拡張版の負符号問題について議論する。
このモデルはハルデーン秩序として知られる対称性に守られたトポロジカル秩序を持つが、それと関係してハルデーン秩序相での負符号問題を特別に解決する手法を見つけた[1]ので、トポロジカル秩序相境界上の量子臨界現象の数値的研究[2]とあわせて紹介する。
(後半の内容は、新潟大学理学部 奥西巧一さんとの共同研究の成果です)

[1] K. Okunishi and K. Harada, Phys Rev B 89, 134422 (2014).
[2] K. Harada and K. Okunishi, unpublished (2016).

主催:科学研究費助成事業基盤研究(B)「量子アニーリングが拓く機械学習と計算技術の新時代」 http://www-adsys.sys.i.kyoto-u.ac.jp/mohzeki/QL/index.html
共催:早稲田大学高等研究所 http://www.waseda.jp/wias/


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