Shu Tanaka's Blog

田中 宗(TANAKA, Shu)の研究活動などをお伝えするブログです。量子アニーリング・統計力学・量子情報・物性科学の研究者です。※なお、発言は私自身の見解であり、所属組織の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

RCO Study Night (2016/01/15) の様子が掲載されました。

2016年1月15日に開催された、RCO Study Night "RCOにおける機械学習と次世代量子情報処理「量子アニーリング」"の様子が下のブログに掲載されています。

また下記のサイトにて、私の講演をわかりやすくまとめていただいております。

講演で使用したスライドはこちらです。

引き続き、量子アニーリングの研究を行ってまいります。

また量子アニーリングに関する分かりやすいコンテンツ作成も行っております。こちらもご期待ください。

量子アニーリングの講演を行いました。

2016年1月15日に開催された、RCO Study Night "RCOにおける機械学習と次世代量子情報処理「量子アニーリング」"にて、
「次世代量子情報技術 量子アニーリングが拓く新時代 情報処理と物理学のハーモニー」と題する講演を行いました。

この講演で使用した資料です。

 

量子アニーリングに関する非専門家向けの講演を行います(1月15日、東京)

量子アニーリングに関する非専門家向けの講演を行います。会場は、東京駅すぐそばのグラントウキョウ サウスタワーです。あるご縁から発展した、早稲田大学と株式会社リクルートコミュニケーションズの共同研究に関するイベントです。RCO Study Night "RCOにおける機械学習と次世代量子情報処理技術「量子アニーリング」"

申込はこちらのサイトより受け付けています。
https://atnd.org/events/73404
ご興味のありそうな方にお伝え頂けますと幸いです。

想定以上の参加登録を頂きましたため、参加上限人数を当初の2倍の人数とし、また会場となる部屋を広い部屋に変えていただきました。

機械学習に関する高柳さんの分かりやすい講演の後に、お話させていただく予定です。ご興味のある方にご紹介頂けますと幸いです。

(参考)
早稲田大学プレスリリース:
https://www.waseda.jp/top/news/35050

量子情報物理学ワークショップ、YQIP2016終わりました

京都大学基礎物理学研究所で開催した量子情報物理学の国際ワークショップYQIP2016が盛況のうちに終わりました。ご参加いただきました皆様、様々な形で本ワークショップを支えてくださった方々に、感謝申し上げます。何人かのプレゼンテーションスライドはwebサイトにて後日公開されます。

 

http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/ws/2016/yitpqip2016/

2016/1/5-2016/1/8京都大学:量子情報物理学のワークショップ(YQIP2016)

1月5日より4日間、京都大学基礎物理学研究所にて、量子情報物理学のワークショップ(YQIP2016)を開催します。議論のための時間もたっぷり設けておりますので、お楽しみいただけると思います。

http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/ws/2016/yitpqip2016/

参加される皆様と京都でお会いできますこと、楽しみにしております。

新年のご挨拶

昨年は1年間お世話になった京都大学基礎物理学研究所から、早稲田大学高等研究所に移りました。異動直前を含め、昨年は非常に多くの方々とお話させて頂く機会を頂けたことは、とても良い経験となりました。

昨年3月には、第9回日本物理学会若手奨励賞を頂き、4月からの職場となる早稲田大学早稲田キャンパスで受賞講演をさせていただくことができたのも何かの ご縁を感じております。東京で開催したため、日本物理学会以外でメインに活動されている方や、以前より仲良くしている早稲田大学の学生さんなど、多くの方 にご来場いただき、とてもうれしく感じました。これまで様々な場面で叱咤激励していただきました、指導教員・受入教員の先生方、共同研究者の方々、全ての 友人・関係者の方々に御礼申し上げます。

研究面に関しましては、主に講演をさせていただく機会を多く頂戴したことが心に残っています。一昨年に引き続き、量子アニーリングに関して、これまで経験 したことのないタイプの講演の機会等を頂くことができ、僅かではありますが、成長することができたと感じております。特に、4月に頂いた日本学術振興会超 伝導エレクトロニクス146委員会での講演や、8月に出展したイノベーション・ジャパンの活動など、これまでお話したことのない方々へのプレゼンテーションをさせて頂き、勉強になりました。同時に、プレゼンテーションの方法についても、反省をすることの多い日々でした。また、産業界の方々との共同研究にも 挑戦させていただく機会を頂いたことが心に残っています。

毎年感じることですが、昨年も人の縁に恵まれ、充実した日々を過ごすことができました。この場を借りまして、関わっていただきました全ての皆様に深く御礼申し上げます。

先ほど、湯島天満宮に参拝してきました。昨年1年間の出来事を振り返り、今年1年間に思いを馳せるとてもよい時を過ごせました。

今年は、更なる挑戦をしてまいりたいと考えております。
様々な面で至らぬところがあるかと存じますが、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

平成28年1月1日
田中宗

2次元可解量子系のエンタングルメント特性